<シグナスX国内仕様/124cc/空冷4サイクルSOHC単気筒/9.8PS>
シグナスも随分息の長いモデルとなった。見た目が格好良く、足元がフラットということでNMAX125が登場してからも一定の支持を集めている。自分も現行ではないがシグナス乗りで、2009年式の台湾仕様に乗っている。
当時の国内仕様のシグナスは露骨に最高速に力が振ってあって加速が鈍く、アドレスv125と比較されて遅い、遅いと言われていた。ウェイトローラーとプーリーを交換して加速力を上げていた人も多かったと思う。
そんなシグナスも、2021年現在でもまだまだラインナップに残り、性能も最高速重視から加速重視になり、原付二種らしい機動性を手に入れた。現行のシグナスには座ったことがないので、自分のシグナスの大きな欠点である、足が伸ばせない窮屈なライディングポジションがどうなったかはわからないが、シートの形状を見ると少しは改善されているような気がする。
シグナスはいつまで販売され続けるのだろう。日本仕様は旧来のエンジンを改良を加えながらそのまま使っているが、2020年にヤマハ原付二種の母国とも言える台湾では、何とNMAXにも搭載されているヤマハの新型エンジンであるブルーコアエンジンを搭載した「シグナス・グリフィス」が発売された。旧型のエンジンから最新のブルーコアエンジンへのバトンタッチである。
<ブルーコアエンジン搭載の台湾山葉のシグナス・グリフィス>
ブルーコアエンジン搭載ということで、当然「空冷→水冷」となり、燃費と走行性能も大きくパワーアップしている。現行のシグナスのエンジンも出た時代を考えると優秀なのだが、2010年代以降の最新式のエンジンと比べると、特に燃費面で大きく劣る。原付二種は燃費の良さが一番求められるクラス。加速が良くても燃費が悪ければ戦えないのだ。
昨年にグリフィスが登場したことで「国内仕様のシグナスXにもついにブルーコアエンジン搭載か?」と思われたが、2021年の真夏になっても未だに発表はない。NMAX155も新型は未だに国内に導入されていないので、ブルーコアエンジンを載せたシグナスも国内未導入のままになってしまうのだろうか?あるいはシグナスは最後まで現行のエンジンを持って国内販売が終了となってしまうのだろうか?頑張ってよ、ヤマハさん!!



コメント
[…] 詳しいことは専門家じゃないのでわからないが、50ccスクーターでさえ水冷エンジンになってきているのは、排ガス・騒音規制が空冷ではクリアしにくいからだろう。当然シグナスにもそれは言えることで、ヤマハ原付二種のメイン市場である台湾では、NMAXのエンジンとしてよく知られている「BLUE COREエンジン」を搭載したシグナス・グリファスがいち早く発売されていた。当然日本のシグナスもそうなるだろうとは思っていたが、実際にいつ導入されるかは昨年の夏時点では不明であった。もしかしたら、シグナスは日本ではもう終わってしまうのではないかとも思った。そして年末、日本でも同型エンジンを搭載したシグナス・グリファスが発売された。価格は357,500円(税込)。 […]