2ストモデルとしては燃費が良く、とにかく乗りやすかったので、ツーリングに大活躍してくれたのがランツァであった。前の項でも触れたが、DT200WRなどの対極を向いたマシンである。オフ車特有の尻が痛くなりやすい特徴はあったが、なんだかんだで遠出しまくった。TT250Rと似たようなデジタルメーターは大変見やすく、速度を確認しやすかったし、夜も抜群の視認性で高性能であった。タコメーター表示があればもっと良かったんだけど、ヤマハは何故かオフ車にタコメーターを付けたがらない(・o・)
ランツァは、DT200WR・CRM・RMX・KDXなどの戦うトレイルマシンとは違い、味付けが優しく乗りやすく、利便性にも優れている。バッテリー装備なのも大きい。バッテリー装備によってセルスターターが付き、ヘッドライトも明るいものが使える。60W/55Wという大光量のバルブ対応、リフレクターの性能も良いので、暗い夜道でも困ることはなかった。この点も、ランツァの大きな長所のひとつ。
ランツァはたった2年間ほどしか生産されなかった悲運のバイク。1997年モデルの初期型を前期、1998年モデルを後期型として区別されている。後期型は、前期型を改良したモデル。車体色が変更され、ブルーとシルバーの2種類になった。特にブルーはこれぞヤマハトレイルバイクと思う、抜群のかっこよさである。
仕様的には、エンジンオイルの消費量が減ったことと、スイングアームがアルミになった点が大きな変更点。自分の前期型でも700kmくらいはエンジンオイルは持ったが、2型では1000km近く持つようになったようだ。

ランツァはDT200WRのようなモトクロッサー的なモデルではなく、林道走行や実用にかなり性能を振ったセローのようなモデルで、所有してみてそれは十分堪能できた。結局、1年半ほど乗って手放すまで10000km以上も走ったので、購入時に15000km超だったメーター走行距離は最終的には25000km超になっていた。自分でもこれほど走るとは思わなかったし、それだけ使いやすかったのだろう。
優しい2スト、ランツァを端的に表現するならそうなる。
2ストならではの苦労話やオイルの話とかは順次、触れていきたいっす。
所有期間:2010年10月~2012年5月


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