ノートのオイル交換(2022/03/16)

愛車の日産ノートのエンジンオイルを交換してきた。冬が終わって春が始まらんとするこの時期。これから車の走行距離が増えていくので、オイル交換に適している時期のように思う。
選んだのはオートバックスの一番安いオイルである『SCOOP(0W-20)』。鉱物油であるベーシックなオイル。ノートはエンジンオイルの量が少ないので、3L缶で足りる。

エンジンオイルというと必ず話題に上がるのが、「合成油等の高いオイルが良いのか、それとも安いオイルで十分なのか」「交換頻度はどうなのか」という事柄。
まあこれらは人によって考え方がまったく異なる、決まった答えがない永遠の問題なのかもしれないが、自分なりの結論は、「安いオイルを半年に1回替えればそれで十分どころか十二分」というもの。半年に1回替えなくても、少なくとも1年に1回は交換すれば問題ないと考える。

まずオイルそのものについて。よく知られているのが

性能　：100%化学合成油>部分合成油>鉱物油
コスト：鉱物油>部分合成油>100%化学合成油

という関係性。性能とコストは反比例するので、こだわる人、高いオイルに何かしらのステータスを感じる人は積極的に合成油を選び「やっぱり高いオイルは違うぜ！」などと言うらしいが、そうでない人は部分合成油か鉱物油を選ぶだろう。その中で「少しでも良いオイルを入れたい」「鉱物油はちょっと・・・」という人は部分合成油が無難だろう。

だが、普通の使い方をする人にとっては部分合成油すら必要ないように思える。ぶっちゃけ、メーカーが部分合成油以上を指定していなければ、粘度さえ守れば鉱物油で十分ということなのである。「性能の違いが体感できる」という人もいるが、正直、プラシーボ効果のような気がする（＾＾；

次に交換頻度に関して。日本においてはかつては「3000kmごと」などという都市伝説に近いような迷信が信じられてきたが、最近はメーカーのシビアコンディション（まあ日本はどこに住んでてもこれ）でも5000~6000kmごとでまったく問題ないことになっている。メーカー指定はこの距離で交換、この距離に満たない場合でも最低半年に一度は交換するのを推奨しているようなので、マニュアルに従うのが最も間違いがない。

オイルに関しては個人個人で考え方は違うように思われるが、メーカーのマニュアルから大きく逸脱したりしなければ、好きなオイルを入れて問題ないように思う。自分は安い鉱物油を半年に1回交換が基本だが、それでまったく問題はないし、エンジンが回りにくくなるなどといったこともない。