エンジンオイル、まさかの4ヶ月で劣化？(2022/09/10)

先日車検を済ませてきたが、先だって、愛車のノートのオイルを交換した。今月は車検満了日、車検と一緒にやる人も多いと思うが、お世話になっているディーラーのオイル交換料金が異常に高い。ディーラーなのでもちろんオイルは日産純正のストロングセーブXの0W-20で、ノートはたかだか3.0～3.2リットルくらいの量なのに、何故か5000円以上もする。さすがに高すぎる・・・高い、高い(><)！！
また、ディーラーによっては車検時のオイル交換工賃無料の所もあるだろうが、自分の所はそうではなく、車検時だろうが交換工賃がかかってしまう。オイル代とオイルフィルター代、さらに交換工賃で、単純計算で7000円以上もかかってしまうのだ。

さすがにバカバカしいので（いくら何でも高すぎますぜ）、前回交換した時と同様に、今回もオートバックスでオイル交換をすることにした。とにかく安いオイルを入れるつもりでお店に行ったのだが・・・

オートバックス最安値のオイルといえば、PB(プライベートブランド)であるSCOOPになるが、今回はSCOOPを選択しなかった。理由は、同商品が値上げされてしまい、あまりお得ではなくなってしまったことと、オイルの劣化が予想以上に早かったからである。

まずは値段について。前回交換した時にはSCOOPの3.0リットル缶が税抜きで1600～1700円くらいだったような気がしたのだが、今回、店頭で値段を見ると確か2500円くらいになっていて、かなり上がってしまっていた。1000円台後半で買えていたオイルが2500円くらいになってしまうと、どうしてもかなり高くなってしまったような感じを受けてしまう。

次に、予想以上にオイルの劣化が早かった点。SCOOPを入れたのが今年の3月半ば（同時にフィルターも交換した）なのだが、7月以降、エンジン音がうるさくなったのと、遠出時に明らかな加速不良を感じるようになった。街乗りでは気にならないが、エンジンをそれなりに回してやると、通常よりも大きな音がして、もたつきや加速不良が出てきてしまう。「回転数の割に加速しない」状態が、毎回ではないが、そこそこの頻度で発生するようになった。「CVTの故障か？」などとも思ったが・・・

結論から言うと、上記の不具合はオイルの劣化による所が大きかったようだ。その証拠に、オイル交換後は嘘みたいに不具合が解消されたからである。音が静かになり、滑らかに、ちゃんと回転数に応じた加速をするようになった。

選んだオイルはクエーカーステートの部分合成油。SCOOPが値上げしてしまったことに加え、クエーカーステートのやつが部分合成油にしては安く、2600～2800円（記憶があやふや）くらいでSCOOPより数百円高いだけだったので、選んでみた。結果、不具合は見事に無くなった。フィーリング等も文句なしの素晴らしいオイルだと思う。

オイル交換で症状が無くなった以上、やはり、確実にオイルは劣化していたことになる。ちょっと待て、交換したのは3月半ばであり、気になる症状が出た7月では、交換後4ヶ月ほどしか経っていない。しかも使用期間が春から夏までの暖かい時期で、冬の過酷な時期を経てもいない。オイルにとって別に厳しい環境ではないはずなのだが・・・
また、3月のオイル交換後、車での長距離移動は『まどか★マギカ展』の新潟会場までが最長で、自分は日々の移動や買い物にノートばかり使うわけではない（むしろバイク使用の方が多い）し、その結果、距離もそんなに走っていない。それどころか、少ないくらいかもしれない。う～ん、たまたまハズレオイルを引いちゃったのかなぁ？SCOOP自体が悪いオイルとは到底思えないから・・・

「鉱物油で十分」というのは今でもそう思っているし、安いオイルを半年ごとに換えれば良い、基本的にこの考えも変わらない・・・が、やはり「短期間で劣化」してしまった現実がある以上、部分合成油以上を入れてプラシーボ効果含んだ安心感を得てみてもいいのかもしれない。

ということで、特に問題が無ければこのままクエーカーステートの部分合成油を使っていこうと思う。部分合成油でありながら鉱物油のSCOOPと数百円しか変わらないのなら、選ばない理由がない。