CL権獲れてもピルロ解任やむなし

FOOTBALL

<ユベントス 3-1 ジェノア>相変わらず中盤が機能不全

セリエA第30節、ユベントス対ジェノアはユベントスが3-1で勝利した。開始間もない時間に、クアドラードの折り返しを最近不調だったクルゼフスキがループシュートを上手く決めて先制。

ユーベは前半の内に追加点を取ることに成功。キエーザが見事なボール奪取からそのままゴールまで持って行ってシュート、ユーベが保有している選手であるレンタル中のジェノアGK、ペリンがはじいたところをロナウドが押し込みにかかるがボールはゴールポストを直撃し、さらに詰めていたモラタが押し込んで追加点。

後半、ユーベは相手コーナキックからヘッドを決められて失点。完全フリーだった。デリフトは倒されたとアピールするが、映像では捉え切れていないのでよくわからない。キエッリーニのマークも甘くなってしまったのもある。

その後はお互い点を取れない展開が続くが、5人の交代枠を使い切った後で相手選手が足の痛みを訴えて負傷退場。思わぬ形で相手選手は10人になったが、喜べない退場だった。
ユーベはその10人の相手に対しても追加点が奪えない。中盤がやっぱり機能していない。ナポリ戦で別人のようだったベンタンクールは今日はいつもの彼に戻ってしまっていた。ナポリ戦は尻に火が付いた上、相手がナポリということもあって選手達は躍動し、特にベンタンクールは別人のようだったが・・・
そして、ディバラとマッケニー投入。チームの動き的にはあまり変わらなかったが、そのマッケニーが活躍。一瞬の隙を突いて抜け出したマッケニーにパスが通り、それを彼が上手く決めて3点目。
最後までユーベはロナウドに決めさせようとジェノアに迫るが、相変わらず中盤が機能しておらず、ロナウド以外の選手も決められずに試合終了。

ピルロは相変わらず後ろから短く繋いでポゼッションするのににこだわっている。中盤が全く機能していないのに、である。今のユーベのスカッドなら、割り切ってカウンターフットボールをしたほうが絶対に良いようにさえ思えるが・・・。それならロナウドも活かせるし。

今季はもうスクデットはインテルで事実上確定し、目標がCL権になった。ちょっと考えてみて欲しい。5大リーグの中でも下位になってしまったセリエAでCL権争い?節目のリーグ10連覇とCL制覇を狙って戦うのがユベントスじゃなかったのか?しかし現時点でスクデット防衛は失敗し、CL権争いに全力を注いでいる有様なのだ。本当に堕ちたものである。

こうなった最大の戦犯である、フロントはどう考えている?残り10節近く残して10連覇は潰え、CL権も取れるかどうか分からない。CL権争いに参加してしまっているユベントス。節目のセリエ10連覇して、CLも優勝狙うんじゃなかったのか?

何とかしてくれ、って思う。

コメント

  1. […] このブログでも主張してきたが、個人的にはCL権が獲れてもピルロは解任すべきだと思っていた。理由は来シーズンも続投してもチームが良くなるとは思えなかったし、期待が持てないからである。新米監督だから仕方ない部分も大きいが、明らかにチームに合っていない戦術とフォーメーションで戦っていた。今のユーベのスカッドを見ると、4-3-3でカウンターフットボール的に戦ったほうが良さそうだし、無理に後ろから繋がない方がいい。どうして4-4-2で無理にポゼッションしながら戦うのか、最後まで理解できなかった。 […]

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