ディエゴ・マラドーナ死去

FOOTBALL

 全世界のフットボールファンにとって悲しいことが。フットボール界のレジェンドでアルゼンチンの英雄である、ディエゴ・マラドーナが亡くなった。60歳の若さであった。

 マラドーナといえば、1986年のメキシコワールドカップで母国アルゼンチンを1978年以来(ケンペスが大活躍した年)、2度目の優勝に導いた同国の英雄。その活躍ぶりによって、1986年大会は「マラドーナのための大会」にように語られることもあるほど。
 特に有名なのがイングランド戦。「神の手ゴール」に続き、フットボール史上、伝説のプレーに挙がることも多い「5人抜きドリブルからのゴール」が生まれた試合であった。

 クラブチームではバルセロナで活躍し、その後移籍したナポリを2度のセリエA制覇に導き、同クラブの最高のレジェンドとなった。そして彼の着けていた背番号10番はナポリの永久欠番となっている。ナポリに背番号10番の選手が今もいないのはそのためだ。

 その輝かしい実績とは裏腹に、素行があまり良くなかったようで、選手時代から麻薬使用や裏社会とのつながりが疑われていた。引退後も素行の悪さは目立つようになる。麻薬使用はもちろん、(これはマスコミが悪いのかもしれないが)取材のために自宅に集まったパパラッチ軍団にエアガンをぶちかましたり、Jリーグ発足、ドーハの悲劇によって、国内フットボール人気が飛躍的に高まり、多くの日本人がこの大会を機にワールドカップを視聴するようになった1994年大会では、ドーピング使用によって大会を追放された。

 そんな光と影を持った選手であったマラドーナ。自分の世代ではフットボール選手といえば真っ先に名前が挙がったのがマラドーナ。まだJリーグも無い時代、自分自身、日本のプロ選手は誰も知らないのにマラドーナは知っていたほど。つまり、自分が初めて名前を知ったプロフットボーラーがマラドーナなのである。それほどフットボール界で大きな存在だったと思う。彼とよく比較されるメッシも、母国をワールドカップ優勝に導いていない(2014年大会は決勝まで行ったけどドイツに敗れた)とのことで、アルゼンチンではどうしてもマラドーナのほうが英雄視されているようだ。同国は数日間、国中が喪に服すらしい。

 超大金持ちでどうしても生活が不摂生になってしまったのか、60歳の若さで彼は亡くなった。光も影もあったフットボール人生であったが、彼ほどの圧倒的存在感を持つ選手はもう二度と出てこないかもしれない。

ー合掌ー

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