サッリ解任&ピルロ監督爆誕

FOOTBALL

 とんでもないニュースが1日に二度、飛び込んできた。まずは現監督サッリの解任。2年目もあるように思われていたが、CLベスト16での敗退は続投の条件を外してしまったと思われる。「スクデット獲得+CLベスト8以上」、これが続投の条件だったと推測される。

 どう考えても、サッリの志向する「サッリ・ボール」と今のユベントスの選手層は合っていないばかりか、不可侵な存在のクリスティアーノ・ロナウドもいる。さらに、ユベントスは伝統的にティキタカのような柔らかいフットボールはしてきていないクラブのように感じる。硬いフットボールのほうがイメージに近い。そういった意味では「合っていなかった」のかもしれない。

 また、サッリはナポリ人であるがゆえにその気質が悪い意味で出てしまったこともあるようだ。選手達を批判した時に「なぜこんなクラブがずっとスクデットを獲ってきたんだ?」みたいなことを口に出してしまったこともあったらしい。自分が監督しているクラブにそんな事言っちゃあ、さすがにダメだよ、サッリさん。いくらナポリ人でアンチユーベとして育ってきたとしても。それなら「私はナポリ人で、ナポリを愛しているのでユベントスの監督だけはできない」と言って、オファーを拒否すればよかったのに。真相は謎だけどさ。

まあそれでも、色々とやりにくい中、監督としての仕事をしてくれ、スクデットを守ったサッリには一定の敬意を表したい。何とかユーベのスカッドで自分の戦術で勝てるように尽力してくれたのはわかる。ありがとう、サッリ。スクデットは手土産にしてくれ。

 そしてもうひとつのサプライズが、後任として、まさかのピルロの監督就任。先日U23の監督になったとニュースになったばかりで、監督経験はほぼない。ジダンもグアルディオラも1年はBチームの監督を経験したからトップチームの監督に就任したはず。さすがに「大きな賭け」ではないのか・・・?

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