疑惑の判定に泣かされてアウェイゴールをいきなり取られてしまったが、試合自体はユベントスはリヨンにホームで2-1で勝利した。だがファーストレグを1-0で落としていたので、アブリゲートスコアは2-2であったが、アウェイゴールの差でリヨンに敗れ、ベスト16で敗退することになった。
今シーズンずっと見てきたけど、ユベントスというチームの動きとサッリ・ボールというポゼッション戦術が合っていない。ユベントスは伝統的に守備的で動きも硬く、これが選手たちの体にも染みこんでしまっている。サッリの要求する動きができなければ、彼の志向する戦術も採ることが出来ない。サッリ・ボールで勝てるかどうかは以前に、そもそもサッリ・ボールをするための動きができないのだ。更に、ロナウドの存在。メッシと並ぶ世界一の選手である彼中心にチームを作らなければならないし、それではサッリ・ボールはもちろんできない。これではサッリもお手上げだろう。
伝統的なチームの動きの部分やスカッドがサッリが求める物と合っていない以上、今回の敗退や今シーズンのふがいなさはフロントに全責任がある。サッリだけを責めることはできない。
それを考慮しても、どう見ても誤審によって負けた感じがある。開始早々に取られたPKだ。まったく誤審に近いもので、あれでPK判定ならば「DFはペナルティエリア内で守備がまったく出来なくなる」と言えるくらいのひどいもの。本当にちょっとした接触なのにPK。審判は完全にリヨン寄りかアンチユーベだ。ロナウドの奮闘で2点取って試合には勝ったが、アウェイゴール差で敗退の憂き目となった。
でもそれ以上に大きかったのはアウェイでの敗北かな。せめて1ゴールでも挙げられていれば・・・


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