かつては全国的によく見られたという、トーア毛糸の琺瑯看板。おそらくは昭和30年代頃のものだと思うが、琺瑯加工されているだけあって、数十年経っているとは思えない、見事な発色である。撮影したのは8年位前だが、看板の存在に気づいたのは20年くらい前だったと思う。かなり古い木造建築の家屋に貼られている。初めて貼られてからずっとこの状態なのだろう。
会社名は「東亜紡織」となっている。「トーア毛糸」でググってみたら、現在は「トーア紡コーポレーション」と車名が変わっているようだ。かなり大きい会社らしい。
もはや見つけようとしても、見つけられなくなってしまった琺瑯看板。自分の感覚だと2000年くらいまでは山あいの地域に行けば、「金鳥」「菅公」などのメジャー系琺瑯看板はそこそこ見ることができたが、最近は僻地でさえ見かけることはまれになってしまった。貼られていた建物が無くなったり、看板マニアの琺瑯狩りにあってしまったのだと推測される。


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