シグナスx台湾仕様~インプレッション~
そしてシグナスが納車された。小型スクーターなので誰が乗っても扱いやすく、もちろん取り回しに関しては無問題だ。50ccを大きくしたくらいの車格と重さ。
多くの人が一番気になるのは台湾仕様たる加速力だと思うが、それはどうなのか。自分は現在でも原付二種スクーター最速と言われているアドレスv125(K5~K7)に乗ったことがないのでそれとの比較はできないのだが、加速力に関しては問題ないと思った。もちろん125ccしかないので回さなくてはならないが、回してやると元気に加速する。台湾仕様たる加速力は十分にある。
燃費は、街乗り使用だけだったので街乗り燃費になるが30~32km/Lといったところ。現行のブルーコアエンジンのような新しいエンジンではなく古いエンジンだが、十分な燃費だったと思う。自分より体重の軽い人だったり、長距離使用の場合は40km/L目指せるかもしれない。
この頃のシグナスを特徴づけるのが、V字型の大きいヘッドライト。国内仕様の話になるが、ヤマハもシグナスの売りのひとつとしてこのヘッドライトをアピールしていた。ハロゲンバルブであるが照射範囲も広く、十分な明るさを誇った。ちょうどH4のLEDバルブが余っていたので、自分はそれに換装して乗っていた。すごく明るくて、暗い夜道も問題なかった。

次に各種装備について。2009年当時の国内仕様シグナス2型と比較すると、最も大きい違いはタコメーターの有無だろう。台湾仕様は左側にアナログタコメーターが付いており、速度と各種情報は右側にデジタルで表示される。一方、国内仕様ではヤマハは何を血迷ったのかタコメーターが無く、台湾仕様でタコメーターの部分はアナログスピードメーターに変わっており、右に油量計やその他の情報が表示されるものになっている。どうして国内仕様はそんな余計な変更をわざわざ行ったのか?ユーザーから見ればタコメーターがあった方が嬉しいのに、それをアナログスピードメーターに変えてしまったのは愚策としか言いようがない。
台湾仕様の右側部分のメーターはバックライトのカラーが設定で変更可能。レッド・グリーン・ブルーの3種類から好きな色を選べる。自分は基本は一番見やすい緑色にして、その時の気分で赤や青も使っていた。これは結構面白い装備で、気に入っていた。上の写真撮影時は緑を選択している。
リアサスペンションは3段階に調節可能。ただ所詮小型スクーターのサスなので、あまり効かなかった(笑)。サスを最大に伸ばしてみても地面からの衝撃はそれほど防げなかった。
あとはライトのONOFFスイッチがあったような気がしたけど、ライトは常時点灯で問題ないので使わなかったかな。
給油口はメインキーシリンダーから開閉可能。シグナスに限らず国内仕様のスクーターは安全面からこれができなかったような気がするが、給油時には普通に楽ではあった。
タコメーター同様に大きな変更点として、サイドスタンドの機構について。国内仕様のスクーターは、これまたシグナスに限らず全メーカーのすべての車種で、安全上の理由から、サイドスタンドを下ろしたままだとエンジンをかけることはできなくなっており、エンジンがかかった状態からサイドスタンドを出すとエンジンが停止する(サイドスタンド標準装備車種の場合)が、台湾仕様のシグナスに関してはサイドスタンド使用時にも普通にエンジン始動可能で、セルボタンを押せばすぐにエンジンがかかる。エンジンをかけたままサイドスタンドを出しても、もちろんエンジンは停止しない。
これはかなり楽だった。もちろんうっかりスロットルを回してしまわないように気を付けなければならないが、これが本当に楽!!ちょっと停車してまた走り出したい時などにいちいちエンジンを止めなくてもよかったので、国内仕様にはない、ありがたい特徴のひとつであった。


コメント