セリエA 20/21 第6節 vsスペツィア

FOOTBALL

 セリエA20/21 第6節、ユーベはアウェイでセリエA初昇格のスペツィアと対決した。11月1日はユベントス創立記念日で、今年で123年目であった。対するスペツィアはセリエA初昇格のチームで、チームカラーはユーベと同じビアンコネッリ(=白黒)。

 前半、ユーベは相変わらずパッとしない出来で、ゴールを割れない展開が続く。モラタのゴールで均衡を破って先制したが、その後、気の抜けたようなディフェンスによって完全に崩されてスペツィアに追いつかれてしまった。あまりに情けないので、ツイッターで「何やってんだ情けねえ」と思わず怒りのツイートをしてしまった。解説の松原さんも「攻撃陣は形がなく、守備陣は気が抜けている」ようなことを指摘していた。まったく同感だ。ディバラはまだ本調子ではないのか、ロストが多く、ひどい出来であった。

 後半途中、ついにロナウド投入。コロナから復帰したこの男がすべてを変えた。ロナウドが入ってからチームが変わった。投入3分でモラタのアシストを1人で持ち込んでキーパーをかわして、いきなりゴール!この男は別格すぎる!

 ロナウドと同時投入されたラビオも非常に効いていた。彼の見事な飛び出しからのゴールもあり、3点目!そしてキエーザが獲得したPKを、ロナウドがまさかのパネンカ(これは本当に驚いた!)で鮮やかに決め、ユーベは4得点で快勝した。元気がなかったユーベにロナウドは活を与え、ラビオとラムジーは中盤を活性化させた。これによってチーム全てが活き、アグレッシブになった。ユーベはこれによって勝ち点12で3位浮上!

 ロナウドはやはり別格であった。ユーベはバルサ戦の負けをとりあえず払拭することには成功した。ただし、ロナウド投入までバルサ戦と変わっていないと松原さんにダメだしされたように、チームはまだまだ出来ていない。

ロナウドに頼り切るのではなく、最強のウェポンとしての彼をもっと活かし、攻守全てに連携を深めて戦術を浸透させてチームを作っていかなければならない。ピルロならそれができると信じている。

Forza Juventus!!

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