YAMAHA グランドアクシス100

 グランドアクシスはノーマルでは過度にデチューンされているので一般的評価は高くないのだが、いじって速くする楽しさがあるマシンでもある。排ガス規制が厳しい中で2サイクルを売ろうとすると、どうしてもそうなってしまう。1991年発売のアドレスv100でさえ、本来の性能は規制によるデチューンによってまったく発揮されていなかったはずだ。
 初めて原付一種の制限から解放されて道路を走ったときは、スピードに慣れるまで怖さを感じた。そりゃあ、今までず~っと原付一種の速度レンジがいきなり自動二輪と同じになるのだから当然だ。バイクは車と違って風をまともに受けるので、60km出した時もそれをかなり感じて怖さがあった。ただし運転を重ねるうちにその速度レンジにも慣れていき、怖さはなくなっていった。

 一般道を車と同じ速度で走れるという快適性は、より長距離のライディングに自分を導いていった。そう、原付二種を手に入れたことにより、本格的にツーリングをしてみようと思うようになったのだ。そして、そこからまた新たな世界が自分に広がることになった。バイクで遠出する楽しみに目覚めてしまったのである。
 ピンクナンバーに乗れるようになったことによって飛躍的に行動範囲が広まり、より遠くへ旅立てるようになった。そしてそれがどれほど楽しいことであるか・・・グランドアクシスはそれを教えてくれたマシンでもあったのだ。
 車と同じ速度で走れることは原付一種にはない、多くの物を自分にもたらしてくれた。それゆえに自分はよりバイクに興味を持ち、バイクが好きになったのだ。

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