ピルロ第2戦 VSローマ

FOOTBALL

 初陣を上々の試合で終えたピルロユーベ。第2戦目はローマ。さすがに前節のようにはいかないとは思ったが、事実上の負け試合をロナウドの個人力で何とか引き分けに持ちこんだゲームとなった。
 加入したばかりのモラタはロナウドとの2トップで起用。ローマのディフェンス陣にほとんど何もさせてもらえず、ロナウドとの連携もまだまだなので、見せ場もなく後半途中で交代となった。
 驚いたのは、右が専門のクアドラードを左サイドで起用したこと。サイドに張らずに中央でボールを回したいとの意図だと言われているが、これは完全に失敗であった。とにかくやりにくそうであった。
 中央を固め、縦の推進力とカウンターを効果的に用いてくるローマに対して、前屈みになったユーベは決定機を何度も許し、シュチェスニーのファインセーブやジェコが外してくれなかったら、点差が開いて完敗していただろう。
 最終的にはロナウドのPKとすばらしいゴールで何とか引き分けた。ローマにとっては勝ち試合を落としたに等しい。

 今節のピルロのタクトは上手く振られなかった。しかしまだピルロ体制で3戦目。公式戦はまだ2戦目でしかない。チームが出来ていなければ、決まった形もないのも当たり前。まったく悲観的になる必要はない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました