こんなタイトル付けておいて何だが、自分も蛾は苦手といえば苦手である。ただし、好きな蛾の種類もいる。それが画像のクスサンのような、ヤママユガ系の蛾だ。ヤママユガ系は大型の蛾で、アゲハチョウと同じかそれ以上の大きさを誇る、日本最大の鱗翅目なのである。
自分が蛾を苦手としているのは、何といっても有毒種の存在。イラガ・ドクガ・マツカレハ・タケノホソクロバなど・・・。イラガの幼虫には小学生時に触れてしまったことがあるので、その痛さは経験済。マジで激痛が走ります!
さらに多くの人が蛾が苦手な理由になると思うが、気持ち悪いのが多いのも理由。夜行性の種類が多く、蝶と違って地味で茶色いのが多い。逆に派手で気持ち悪い模様の種類もいる。幼少期に、昼間から不気味に飛び回る「ヒトリガ」を見てトラウマになった(笑)。
でも好きな蛾がいるのも事実。ヤママユガ系は大きくて存在感がある。どちらかといえば蝶のような形で毒もないので、捕まえて触ってみても問題ない。観察したり、手に載せたりして楽しむのも一興。もちろん鱗粉が手に付くので、逃がした後は手を洗おう。
上のクスサンの写真はオリジナルで、2003年秋の京都府北部旅行の際に、夜の自販機コーナーにいたのを撮影したものと記憶している。クスサンは地域によってはたまに大発生し、ヤママユガの中でも個体数が非常に多いので見る機会もあると思う。大型の蛾なので、人によっては叫び声を上げてしまうかもしれないけど(笑)。
好きです、ヤママユ!



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