KLX230は東南アジア市場でのヒットを狙ったカワサキの意欲作。230ccというとセロー225やSL230、XR230などの低速で非常に粘り、足つきが大変よろしいトレッキング向きの優しいバイクを想像してしまうが、こちらは230ccでもそこそこパワフルで、足つきもかなり悪いオフ車らしいマシンとなっている。
性能は良いのだが、日本ではやっぱり売れなかった(^^; その理由は一目瞭然。「ヘッドライトがとんでもなくダサいから」。
インドネシア辺りの規格ではハロゲンバルブの場合、小径のライトでは通らないらしい。CRF250L(MD38/44)のライトがでかいのもそのためだ。オーナーとしても思うが、CRF250Lのライトも大きくて非常にダサい(笑)。だがギリギリ許容範囲。それ以上大きくなったら目も当てられないダサさだが、カワサキはやってしまった(^^;
新モデルのCRFのようにLEDヘッドライトを採用していればこのようなことにならなかったはずだが、カワサキはコスト優先?のせいか大径ハロゲンヘッドライトでの発売に踏み切った。
ただ安全面では良いような気がするけど・・・。大径だと照射範囲が広がるし、悪天候ではハロゲンのほうがはるかに見やすくて安全だからだ(LEDの白い光は見にくい)。バイクよりもライトの大きい車ですらLEDバルブの場合は悪天候時には見にくく、とても危険である。それなのに最近はすっかりLEDがデフォになってきてしまい、ハロゲン仕様の車を探す方が大変になってしまったが・・・(><)
しかし、それを考慮してもKLX230のライトのダサさは致命傷で、ただでさえ売りにくいオフ車界隈、販売面ではまったく振るわなかった。そのダサさゆえ、買った後にヘッドライトごと交換しなければいけないバイクじゃな・・・。
とボロクソに言ってしまったが、裏を返せばヘッドライトさえ良くなればもっと売れていたのではないかと思うし、ここまで叩かれてはいなかっただろう。ぶっちゃけ、ヘッドライト以外は普通にいいんじゃない!?バイクの性能自体もなかなかのもので、232ccという中途半端な排気量を感じさせないものらしい。ただ、やっぱりダサすぎるヘッドライトがすべてを台無しにしている。
残念ながらKLX230は日本市場では奮わなかったと思われる。新型のオフ車なので個人的には売れて欲しかったけどね・・・メイン市場の東南アジアで売れているのかはわからないので、バイク自体が成功したのか失敗したのかはわからないが・・・。まあ日本でまったく売れなくても、市場の大きい東南アジアで売れれば十分成功だろう。



コメント
[…] KLX230が非常にダサいことには前に触れたが、ダサいのはヘッドライトのみ。いくら東南アジアの規制があったとはいえ、カワサキはどうしてこんなへなちょこヘッドライトで発売に踏み切ったのか理解に苦しむ。メイン市場の東南アジアではこれでも売れるという自信があったのだろうか?値段は上がっても、最初からLEDライトにすべきではなかったか?それなら小径ライトでも現地で販売できただろう。 […]