「編機はアルス」の琺瑯看板

レトロ
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 「トーア毛糸」の横に貼られていたのが、こちらの「編機はアルス」という琺瑯看板。鮮やかな赤と青の発色は、幾多の風雨雪に晒されながらも数十年後も健在である。看板を釘どめした所などはどうしても琺瑯が剥がれたりしているので、そこから錆は出てしまっている。

 編み機というのは文字通り編み物の機械なのだが、昭和20~30年代にかけて家庭用の小型の編み機が多く生産され、女性中心に売れていたようだ。服は買うよりも自分で作ったほうが安くできた時代の話で、子供用の服や靴下などを自分で編んで作る人も多かったらしい。既製品が当たり前の現在の感覚では信じられないが・・・。

 その編み機も時代が進むと共に需要も減り、現在では趣味用途のものが作られているだけのようだ。昭和20~30年代の往時は複数のメーカーから多くリリースされ、「編み機はアルス」もそのひとつ。アルスについては園芸用のはさみ等を作っている有名メーカーがある(ワニのマークのとこ)が、そことの関連はネットで調べてもわからなかった。同じメーカーなのか、それとも違うメーカーなのか・・・違うメーカーだとしたら、もう存在していない可能性が高そうだ。

 昭和20~30年代は、まさに琺瑯看板の全盛期。編み機も当時が全盛期。

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