バイエルン、19-20CL優勝!!

FOOTBALL

PSG 0-1 バイエルン・ミュンヘン(バイエルンが6回目のCL優勝)

 コロナ渦で変則開催となり、3大リーグのチームがベスト8ですべて散った波乱の今年のCL。決勝はフランス・リーグアンのパリサンジェリマンとドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンの対決となった。
 バイエルンに至っては決勝トーナメントが始まる前から優勝を予想した人も多いと思う。完成度が極めて高く、グループリーグでは何と全勝で、いずれも対戦相手を大差で葬り去っており、失点も少ないという別格の強さを見せつけていた。特にベスト8にてバルサに2-8(2試合合計ではなく一発勝負で!)で勝利し、バルサのクラブ史上に残る大敗を与えたのは記憶に新しい。
 PSGはベスト8で劇的な大逆転でアタランタを下し、続く対戦相手はライプツィヒ。今季圧倒的な強さでリーグを制し、前回チャンプでもあるリバプールに勝利したアトレティコ。そのアトレティコをベスト8で破って勝ち上がったライプツィヒを3-0で完勝しての決勝進出。パリも高い完成度を試合の度に見せつけていったチームであった。

 そして、両者の決勝。完成度の高いチーム同士が、最先端の戦術で戦う決勝は非常にレベルが高く、高い運動量のハイプレス合戦が繰り広げられた。激戦の末、勝利したのはバイエルン!!コマンのゴールで1点をリードし、それを守り切っての勝利であった。パリも決定機を幾度となく作り出し、キーパーとの1vs1も何度かあったが、それをノイアーが信じられない神セーブ連発で得点を許さず、1点差での勝利に導いたのである。個人的MOMは迷わずノイアーを挙げる。彼が神セーブ連発しなければ2点は取られていたかもしれない。ノイアーはバルサのテアシュテーゲンとのドイツ代表正GK論争など無用の議論、と言えるほどの実力を、一番大事なこの大一番でもいかんなく見せつけた。本当に人間辞めてた(笑)。
 バイエルンはこれによってCL本選全勝優勝、コロナ渦によって、ベスト16のセカンドレグは無観客試合、ベスト8以降はポルトガル開催の一発勝負との特殊な形式とはなったが、前代未聞の全勝優勝を成し遂げた。この強さならば通常の形式であったとしても全勝だったであろう。

 決勝の点差は僅差であった。パリも完成度が高い強いチーム。面子だけ見ればムバッペやネイマール、ディマリアなど世界屈指のメンバーを揃え、十分に優勝できる実力がある。今年の最強といえるバイエルンが相手じゃなかったら、CL制覇していたのでは、とさえ感じさせた。

 これほどのレベルの高い決勝を見せつけられては、ユーベの悲願はまだ遠い、と感じざるを得なかった。もしサッリのユベントスがこの両チームと戦えば、間違いなく大差で敗れていたであろう。サッリを1シーズンで切ったのは間違いなく英断と言える。
 新監督のピルロには時間がかかってもいいから、ユーベに必要な物を取り戻し、特にCLで勝てるチームを作り上げていって欲しい。そして監督としてもフットボール界のレジェンドになって欲しい。Forza Juventus!!

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